FRPとは、『繊維強化プラスチィック』の略称です。数々の優れた特性を持っており、強度・耐水性・成形性に優れていることから、船舶や水槽、バスタブ、屋根材等として広く利用されています。
FRP防水とは、上記の様な優れたFRPの特性を防水分野に応用したもので、防水層は軽量かつ強靭、耐熱性、耐食性、耐候性に優れているという特徴があります。継ぎ目のないシームレスな層となり、優れた防水性能を発揮します。
FRP防水は、軽量かつ強靭であるという特徴から、屋上の防水として使用した場合、防水層の上にトップコート仕上げを行う露出使用でも人の歩行が可能。木造住宅バルコニーなどの防水に多く採用されており、近年では高強度という利点を利用して、屋上緑化や屋上菜園の防水層としても採用が増えている。
FRP防水の構造について
FRP防水施工状況
1.プライマー塗布
2.ガラスマット貼付け
3.2回目貼付け
4.中塗り/中塗り後
5.トップコート塗布